人気ソフトBandicam(バンディカム)を評価してみた
Bandicamはデスクトップキャプチャーソフトとして定番になっています。手軽にパソコン上の動画を保存するならコレ、というくらいの定番ソフトです。
Bandicamでは具体的にどんな使い方や設定ができるのか、くわしくご紹介しましょう。
Bandicamとは
Bandicamはシェアウェアのデスクトップキャプチャーソフトになります。デスクトップの画面ごと、録画をしてしまうのです。いろんな使い方があると思いますがニコ生などの生放送番組を録画したり、ゲームの画面を録画保存するのに便利です。
YouTubeなどの動画も録画保存ができますが、これらは通常のダウンロードソフトでダウンロードした方が手っ取り早いでしょう。
特徴
Bandicamの機能や特徴をまとめてみましょう。
- シェアウェアである。価格は4320円。無料版は10分まで録画可能、画面にロゴが入る。
- デスクトップ、フル画面のDirectXゲームを録画できる。
- 4K動画の録画に対応
- 120FPSの録画に対応していて、なめらかな動きのまま録画ができる
- パソコンのマイク音も同時録画ができるため、ゲームの解説動画を作成することができる。
- 新しいグラボなら録画中のパソコンの負担を減らすことができる。
- H.264コーデックに対応しているので録画データを軽くできる。
- 24時間連続の録画ができる
録画設定
Bandicamは録画設定を細かく設定することができます。
「オプション」では録画データの保存先を選択できます。Bandicamは長時間でも保存できるソフトなのでHDDが満杯にならないよう、空いているHDDを選択しましょう。
またここではWindowsを起動した時にBandicamも起動させる設定ができます。
さらにBandicam起動時に自動でフルスクリーン録画を開始させる設定もあります。いつもゲームの録画をしたい人には便利になっています。
タイマー開始設定では、何分後に録画を開始させる、というタイマーが設定できます。
何GBまでしか録画はしない、なども設定できます。
「キャプチャー」では、録画画質などを細かく設定できます。
はじめにAVIかMP4を選択します。ここでは画質やデータ容量にほぼ違いはありません。
一番下の設定をクリックすると、画質設定ができます。
コーデック欄をMPEG1やH.264などから選択します。通常はH.264でいいでしょう。高画質で圧縮率の高いおすすめコーデックです。
録画方法
録画方法は、フルスクリーンボタンを押すか、範囲指定してRECボタンを押すと録画が開始されます。
デメリット
ここまでなにも悪いところがないBandicamですが、実は大きなデメリットがあります。
それは、画質が落ちること。いかにH.264コーデックで録画していても、しょせんはアナログ録画なのです。
もともとボヤっとした画質になるアナログ録画をいかに抑えるかというコーデックになります。
そもそも見たままのデジタル録画ができるなら、細かい画質設定はいらないですからね。
また、録画中はそのウインドウを隠すことはできないので、パソコンがまったく使えなくなります。録画って長いですからね。ネットもできないのはイタイです。
もう一つデメリットがあり、Bandicamのメーカーはある韓国の会社で、あのウイルス混入で大きな問題となったゴムプレーヤーの会社なのです。
ゴムプレーヤーは外部からの進入によってウイルスが混入されたので、同じメーカーのBandicamも心配になります。
どちらも大きなデメリットなので、代わりになるソフトを探した方がいいでしょう。